2011年08月24日

職人のこだわりを捨ててはいけない。

当店の販売責任者が、あるご縁で
神戸の有名店に九月のオープンまで研修させて
頂くことになりました。

初めに、シフト、仕事内容を聞く
為に販売側のマネージャーと打ち合わせを
しました。
忙しい最中にもかかわらず、とても丁寧に接して
頂きました。
研修に行く彼女は、接客こそかなりの実力ですが、ケーキを
包んだり、箱につめたりというのが始めてなんです。
なので、一ヶ月しか研修できないのはかわいそうかな。。。
っと思いましたが、マネージャーさんから、一ヶ月あれ
ば大丈夫です!!
と言っていただいて、かなりほっとしました。

そして、その後はいよいよシェフとのお話。

業界でもかなり高名な方にもかかわらず、本当に笑顔で
、そしてやさしく話して頂きすごく励みになりました。
結構、偉そうにする人が多いのに、
これほど有名で実力ある方が、こんなに親切な方なんて
本当に、人柄の良さまた、偉大さを感じました。

そのお店は、関西では数件しかない、超本格的な
フランス菓子の店で、私もオープンの時から、
知っていて、何度も通っていたお店です。

方向性としては、私も本格的なフランス菓子をやりたい
と思っていたので、今日の話はとても興味
深いものでした。

その言葉、すべてを書きたいとこなんですが・・・

その中で私がもっとも印象深かったのが、
「オーナー・シェフ」は絶対店にいないといけない
ということを強く言われていたことです。

えっ??それって普通じゃないの?

と一般の方は思われるかもしれませんが、すべての
店が、オーナーが中でバリバリケーキを作ってる
訳ではありません。

もちろんそれは、経営者としてのそれぞれの
考え方なので、どちらがいいとか悪いとか言ってる訳で
はありません。
私の師匠も同じ考えでした。

オーナーがいなくなってしまうと必ず
レベルが落ちてしまう。
残ったスタッフの基準で店が周っていくというものです。

年を取り、確かに少しは楽をした
いし、若いものに
任せればという考えがでるのも無理がありません。

でもせっかく、好きな仕事をしてるのだから、
私も一生現場を貫いていたい。

そう思います。

という訳で、シェフとのお話かなり緊張しましたが、
シェフも快く、研修を引き受けて下さいました。

本当に感謝です。





Posted by doubledecore at 19:08│Comments(3)
この記事へのコメント
僕もオーナーは現場に居るべきだと思います。

居る店と居ない店とは雰囲気等明らかに違いますし、
スタッフの向上心が全然違います。

頑張って下さい!!
Posted by Nagao at 2011年08月25日 12:05
僕もオーナーは現場に居るべきだと思います。

居る店と居ない店とは雰囲気等明らかに違いますし、
スタッフの向上心が全然違います。

頑張って下さい!!
Posted by Nagao at 2011年08月25日 12:05
オーナーには守るべきものがたくさんあります。

店、味、家族、スタッフ、お客様・・・

それでオーナーがいないというのは私には考えられません。

がんばります!!
Posted by 青木 at 2011年08月25日 16:28
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