甲子園口フランス菓子　ドゥーブル・デコレ　“フランス菓子界”の和心パティシエが贈る、魂のブログ

フランス菓子界の和心パティシエ青木です。



昨日から、デコレにはかわいい中学2年生の女の子2人が

トライやる・ウィークで働きに来てくれています。

初めての仕事で、とまどいもありながらも、一生懸命

がんばっています。



今日は朝から掃除をしてもらい、ビラを撒いてもらい、

洋菓子の包装をしてもらったりと様々な仕事をしてくれました。



そんな中・・・・



販売にでて、接客の研修をしているときに、

私の甲子園口の母がデコレに来店されました。



いつものように時間を忘れ楽しく会話をしていると・・・

ふとこう言われました。



そういえば、オーナーはあの子達ぐらいから働いとったんやなぁ・・・



そう言って頂いて思わず自分自身で・・・確かにそうやなぁ・・・・と

改めて、過去を振り返りました。



トライやる・ウィークはあくまで社会見学の一環ですが、

僕は、中学2年から新聞配達をし、卒業と同時に就職しました。



中学生がいくらしっかりしてるといってもまだ、顔も幼いし、

そんなことを思ったら自分はよくこんな頃から大人に混じって

働いてたなぁ・・・っと思わずにはいられませんでした。



そういえば・・・・社会に出てもう21年かぁ・・・



学校行きながらの新聞配達も毎日早朝からしんどかった・・・

お給料は家に持ってかれるし・・・

就職してからも、15の少年が怖そうなおじさんコックさんと

一緒に仕事して、そらよく怒られた・・・

挨拶の仕方、敬語の使い方、ビールの注ぎ方、社会の常識・・・

まぁよくやってたなぁ・・・・



そんな過去を振り返りながら、

今日も若者のパワーに負けないよう働く、

36のおじさん、、、いや　トミーさんでした・・・